嵐山こども食堂NEXT
2017.12.25 Monday
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JUGEMテーマ:日記・一般
「みつばち日記」ブログより転載の内容です。 「みつばち日記」ブログ→クリック
2017年ももうすぐ終わりです。
年末なので、普段なかなか出来ない、今年一年の嵐山こども食堂の活動を振り返ってみたいと思います。
先月11月19日(日)で嵐山こども食堂は満2周年の記念の日を迎えることが出来ました 今月の12月17日(日)で2015年の11月29日(日)にスタートしてちょうど26回目の開催を無事終えました。
これも大勢のご来場のお客様や、いつもたくさんのお菓子や食材をくださる方々、縁の下の力持ちのお手伝いの方々のお陰です。
本当にありがとうございます。
そして今月12月17日(日)に開催した第26回目の嵐山こども食堂に、久し振りに来てくれた一人の女の子が・・・。
入ってくるなりお菓子を手渡してくれます。
「どうしたの?」
と聞くと
「みんなで食べて!」
との事。
こんなに小さい子なのに気を遣ってと思うのと同時に、まだまだ子供一人では敷居が高く感じるのかなとも感じました。
まだまだ世の中子供一人でゆっくり過ごせる場所や、ワイワイがやがやと賑やかに食事できる場所が足りてない気もします。
そして今月の12月22日クリスマス直前。
今度は匿名の2名のサンタさんから多くのお米が届きました。
もちろん和名のサンタさんなので、一名の方には御礼の電話をすぐにさせて戴きましたが、受け取った嫁や子供曰く「とても面白い方だった」との事。(笑)
一足違いに出先から戻ってきたので、是非逢ってみたかったデス。(笑)
これからも繋がりができそうです。
もう一名の方は、知り合いの農家の方に直接届くように頼んでいただいたそうで、翌日に無事御礼の言葉をお伝えさせていただきました。
今年の冬は寒いとの事なので、来年度の1月から3月の寒い時期は今世間で大流行の「肉・肉・肉メニュースペシャル企画」をさせていただきます。
嵐山こども食堂ではお米メニューが多いので、お米や野菜は本当に有り難いです。
1月のメニュー第一弾は「炭火焼き肉丼」です。(笑)
そして戴いた調理道具や間に合わせのお鍋で2年間踏ん張ってると、これもサンタさんからの調理道具の大量プレゼント。
プロ仕様の寸胴鍋2個に、ご飯を3升入れられる保温ジャーなど、必要な備品が一気に揃いました。 しかしながらこの間に足りない調理器具で工夫してメニューを作る能力は大幅にアップしましたけど。(笑)
では今年一年のメニューをチラッと振り返り。
まずサンドイッチ食べ放題&手作りフライドポテト。
人間サンドイッチとフライドポテトばっかりは、あまり食べられないもんだなと思い知りました。(笑)
セルフおにぎり食べ放題に具だくさんお味噌汁とミンチカツメニュー。
これは地味に人気のあるメニューです。 お米が味がストレートにでますので、誤魔化しがきかないメニューですけど。(笑)
下の写真は揚げたて手作りソースカツ丼。
隣の福井県の地元人気メニューだそうですが、太秦の「IKEYA DERIKATEXTUSENN」さんの特製サラダと合わせて、女性の皆さんにも大好評でした。
これは今月12月のクリスマスメニュー。
この写真はお手伝いの方用の盛り付けなので多少雑な感(笑)も否めないですがお代わり続出の人気振り。
お客様用はかなり丁寧に玉子をかぶせております。(笑) チューリップフライドチキンは我が家の娘達にも大好評でして、3日後に同じものを再度作らされました。(笑)
そして目が笑ってないインド人のナン再登場。(笑)
太秦のカレー専門店「ダルマサラ」さんのナンです。
いつかこのきさくなインド人のコックさんも来て調理して欲しいです。(笑)
下の写真の黒毛和牛スジカレーはかなりボリューミーで、さすがにお代わりは少なかったです。(笑)
大食いノルマかっ?(笑)
そして先月2周年記念のイベント時の大鍋パエリア100人前。 太秦の「IKEYA DERIKATEXTUSENN」さんの名物です。 自分のお店の仕込み前に嵐山こども食堂の食材のカットにお越しいただいて助けていただいてます。 50人前×2回転で一時どうなることかと思うほど混雑しましたが、皆さん堪能していただいたようで良かったです。
この時は終日超弩級の賑やかさ。(笑) 100名オーバー。
2周年記念に一枚パチリ。
普段お手伝いの方々は高校生からご年配の方まで。
絵画教室や子供向けの遊びイベントも充実させていきたいと考えてます。
毎月第三日曜日にこども食堂を開催し、調理や配膳を皆で手分けしておこなってます。
興味の有る方は是非挑戦してみてください。(笑)
今年一年を振り返ると、普段こども食堂を開催していて、忙しさにかまけてじっくり考えてこなかったことも、良く考えるようになります。 嵐山こども食堂には今までもたくさんの方が、これから子供食堂を運営したい、開催したいと見学に来られています。 その中で時折垣間見えるのが・・・ 貧困と裕福。 子供の貧困と大人の貧困。 食事を施す側と施される側。 豊かな者と貧しい者。 といった画一的な見方です。 そんな線引は全く無意味で無価値だと思えるのです。 説明しないし言わないですけど。 困った時はお互い様。 「ここに丹精込めて作られた食材を使った、手間暇掛けて味付けした温かい食事があります・・・良かったらゆっくり食べて行ってください」 で、嵐山こども食堂の説明は必要にして充分かと感じます。 そしてここからがお知らせです。
来年3月10日土曜日に「広がれ。こども食堂の輪!全国ツアーin京都」が開催されます。
京都府と京都市の共催で場所は「ひと・まち交流館」。 午前10時から午後15時45分の予定です。
各地のこども食堂の運営者もたくさん来られ、学生さんのボランティアや学校関係者の登壇も予定されてます。
僕もお手伝いと傍観者での参加予定が、上手く引っ張りだされて大学の教授の先生や山科の酔拳の巨匠(笑)と、漫談トークを繰り広げる羽目になりそうです。(笑)
これから子供食堂を始める方や、将来始めてみたい方には色々質問できるチャンスです。
そしてこのイベント後すぐに京丹後市や府北部で開催される「子ども食堂開催WEEKin京都北部」で、人や農産物・海産物などの食材を通した交流や、産地直送の買い付けを実現できそうです。
そして第二弾。
これは単体のこども食堂イベントとしては最大級だと思いますが、2月に民間の巨大団体主催のこども食堂が開催されます。
こういったイベントも必要だとは感じていても予算と会場の都合で、連携しないとできなかった規模のイベントです。
これもまた詳細が分かり次第お知らせします。
ようやく待ちに待った官民主体のイベントの開催が年明け早々に二つも予定されており、新春から激アツな展開のこども食堂を取り巻く環境となってきました。
とても大きな波を感じます。
来年もこども食堂並びに嵐山こども食堂を宜しくお願いいたします。m(_ _)m