心も温もる空間
子供達が大人に期待してくれている活動と
SDGs(持続可能な開発目標)の取り組み
下に掲載している写真の数々は毎月第三日曜日の午前11時30分から午後1時30分まで開催している嵐山こども食堂の毎回の食事の様子や、嵐山こども陶芸教室の一コマです。
私達は子供一人でもお小遣いの100円玉を握って気軽に食べに来れる食堂、たまの休日くらいはご飯を作らない時があっていいのにと言われる方や、風邪で奥様がダウンされてご主人様と小さな子供だけで食べれる所があって助った等、ご年配の方で一人分の食事を作るのが面倒だなど、どなたでも嵐山こども食堂をご利用いただけたらと考えております。
平成27年(2015年)11月29日、京都で1番最初に始まった嵐山こども食堂を継続する中で、最近は高校生達が毎月料理の下拵えや準備に配膳、食器洗いやこども達の遊び相手に絵本の読み聞かせをお手伝いをしてくれることが増えて定番化しており、そのお手伝いさんの中には小学生達が混じることも増えています。
その子供達をベテラン主婦の方や社会人の方達が手厚くフォローする姿も。
そして嵐山こども食堂では一年を通してご飯メニューを中心に献立を考えており、味噌汁は毎回鰹と昆布の出汁を引いています。
特にお米や野菜、お味噌や昆布、鰹節等を戴けると助かります。
毎回のご飯はご年配の方やご家族様はもちろん、上は高校生から下は未就園児まで賑やかに食べています。
決して大きい空間ではありませんが、年上や年長の子供が下の子の面倒を見たり、一緒にお絵描きしたり、折り紙の作り方を教えあったりして、新しい友だちが出来たり。
皆さんがゆっくりワイワイがやがや賑やかに過ごせる「こどもの居場所」作りもしております。
部活前の中学生達もここでしっかり腹拵えして、食べ終わったら元気な声で「行ってきま~す!」「頑張っておいで!」の掛け声が。
子育て奮闘中のご家族様も気軽に入れる空間です。
嵐山こども食堂のSDGs活動について
私たちは「よき祖先」になれるだろうか?
この問いかけは今やかつてないほど切実なものになりつつあります。
私たちはどうしたら将来世代への共感を得ることができるのでしょうか。
将来世代が私たちとは切り離された、関係のない存在ではなく、私たちと同じ人間であり、私たちの一部であり、それなしでは私たちの存在そのものも意味を失ってしまうような、かけがえのない存在であるという感覚を持つこと。
私たちは「共感」を通じて自分以外の他者とつながり、他者を思いやることで社会生活を営み、自分以外の誰かの役に立つこと、喜んでもらうことでしあわせを感じることができます。
そうした他者は家族や友人、職場の同僚だったりしますが、私たちは時には地球の裏側で災害を被って苦しんでいる人達に共感し、行動することもできます。
共感は身近な人間関係だけでなく距離を超えることができます。
近代西洋で生まれ、今や世界中を覆いつつある「短期思考」という悪弊を乗り越え、人類の叡智である「長期思考」へと転換することで、私たちは「よき祖先」になり得るという希望。
それは「どうにかなるさ」という楽観論、例えば、テクノロジーの発展が解決してくれるだろう、といったものではなく、どんなに困難であっても挑み続けるという「意思」を込めた希望なのです。
嵐山こども食堂の3つの活動(SDGs目標への取り組みについて)
1・こども食堂に関連するSDGs目標
SDGs目標1 貧困を失くそう
嵐山こども食堂の活動を通じて、貧困家庭の子供達へ無償、または良心的な価格での食事を提供します。
SDGs目標2 飢餓をゼロに
嵐山こども食堂の活動を通じて子供達や地域の方々に栄養のバランスがとれた温かい食事を提供します。
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉を
栄養状態の改善や安全な食材による食事提供により、健康的な生活習慣につなげます。
2・フードドライブ活動(食材の積極的募集)に関連するSDGs目標
SDGs目標12 つくる責任 つかう責任
消費されずに捨てられる食品は先進国の間で深刻な問題とされており、日本では農水省の推計(2018年度)によると年間約600万トン以上。
フードドライブ活動は買い過ぎてしまったもの、誰かから貰って食べ切れないものなど、家庭で余った食料を寄付することから、この問題にも大きく貢献。さらには食品ロスを減らすだけでなく、社会課題解決の一歩にもつながっています。
SDGs目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
ご支援くださるご近所の方々や企業様や農家様との連携により、嵐山こども食堂のフードドライブ活動(食材の積極的募集)で集まる食材も多種目多品種に渡ります。お米や玄米・お米券、各種食材や缶詰、レトルト食品、お野菜、お菓子等を戴ければ有難いです。ご連絡いただければ受け取りにも伺います。
3・フードパントリー活動(お米や食材の無償配布)に関連するSDGs目標
SDGs目標10 人や国の不平等をなくそう
国というと大きい話になりますが、最小の単位が個人、パートナー、家族と順番に大きくなり、市町村や国に発展します。嵐山こども食堂の活動(こども食堂・フードドライブ活動・フードパントリー活動)を通して、人や国の不平等とは何かを問い続けています。
SDGs目標11 住み続けられるまちづくりを
現在、嵐山こども食堂は乳幼児や保育園児、幼稚園児、小中学生から高校生、大学生、専門学校生、社会人や地域にお住まいの方々同士、老若男女問わず触れ合える「地域コミュニティ」の役割も果たすようになっています。このコミュニケーションで繋がった先には「誰もが幸せに住み続けられるまちづくり」があります。
嵐山こども食堂の活動で得られた成果を、子達や生活にお困りの方々、子育て世帯、高齢者の方々等、地域の皆様に還元するのが嵐山こども食堂の活動になります。SDGs目標の10・11のみならず1・2・3・12・17全ての課題解決を含んでいる活動です。
★「いぬねこ勉強会」コラボ企画のお知らせです!
3月18日(日)とは4月15日(日)はこども食堂開催後の午後2時30分から午後3時30分までの約1時間程、Pawerさん主催の「いぬねこ勉強会」を行います。(無料)
3月18日・第一部は「犬や猫の現状について」
4月15日・第二部は「適切な飼い方や犬の感情表現の秘密をご紹介」
となっております。
既に犬や猫を飼っている方はもちろん、これから飼おうと考えてる方や、お子さんが犬や猫を飼ってみたいと言われてる方にもオススメです。
たくさんの方々のご来場をお待ちしております。
Pawer(www.pawer.jp)
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★コラボ活動「お絵描き教室」
平成29年8月20日(日)展示会などで活動中のイラストレーターさんをお招きしての夏休み企画「嵐山こどもお絵描き教室」を開催いたします。
時間は午後2時~3時30分
参加費は無料。
ジュース・お菓子付きです。
ご予約も受け付けております。
参加ご希望の方は当ホームページかフェイスブックより受け付けております。
https://www.facebook.com/arashiyama.kodomosyokudou/
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☆コラボ活動「嵐山こども陶芸教室」
陶芸作家のきたやんさんの指導のもと、嵐山こども食堂開催日にこども陶芸教室を随時開催しております。
第1回目は平成28年2月21日(日)に開催しました。
生まれて初めて轆轤に触れるこども達。
皆目を輝かせて一生懸命納得するまで土をこねて、何度も何度も作品を作ります。
中には我が子の集中する姿に驚かれる親御さんも。
カップ・茶碗・小鉢等のご希望の作品が自由に作れます。
乾燥や釉掛け、焼成まで含めて子供お一人1000円です。
今後の開催スケジュール
定期開催orリクエストがあれば随時
参加ご希望の方は当ホームページかフェイスブックより受け付けております。
https://www.facebook.com/arashiyama.kodomosyokudou/
開催済み
第1回嵐山こども陶芸教室・平成28年2月21日(日)
第2回嵐山こども陶芸教室・平成28年2月28日(日)
第3回嵐山こども陶芸教室・平成28年3月20日(日)
第4回嵐山こども陶芸教室・平成28年4月17日(日)
第5回嵐山こども陶芸教室・平成28年5月22日(日)
第6回嵐山こども陶芸教室・平成28年7月17日(日)
第7回嵐山こども陶芸教室・平成29年3月12日(日)