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嵐山こども食堂フードドライブ活動のご紹介です

2015年11月にスタートした嵐山こども食堂は、京都で1番最初に始まったこども食堂と言われています。


嵐山こども食堂はスタート以来、どなたでも参加可能なこども食堂として「お弁当を購入していただいて応援」「お米やお菓子、食材の御寄付をしていただいて応援」「御寄付で応援」「お手伝い参加で応援」のスタイルで続けてきました。


毎月第三日曜日の嵐山こども食堂開催当日も、ご持参いただきました食材やお米、お野菜、生活必需品を受け入れさせていただき、すぐに店頭に展示させていただいてます。


そして現在、京都市内各所でも嵐山こども食堂専用にフードドライブ活動(食材の積極的募集)を実施してくださる企業様や個人様が十数箇所以上に拡大しております。


下の写真は地元の小学生の皆様が、学校の授業の中でフードドライブ活動を実施し、集まったたくさんの食材や御寄付を嵐山こども食堂事務局まで届けてくださいました。 本当にありがとうございます。 戴いた品は必要とされる方々にお配りさせていただきます。


これから社会貢献活動の一環として、フードドライブ活動を会社や事業所で実施してみたいとお考えの企業様や個人様がおられましたら、一緒に伴走させていただきますのでお気軽にご連絡ください。


フードドライブ活動を始めてみたいといったご相談や、実際の実施の注意点などのお問い合わせもかなり増えております。


下の写真は京都市との提携企画「京都市食品ゼロプロジェクト事例詳細:株式会社ダイレクト・ショップ×嵐山こども食堂」のページのリンクです。


特集記事で株式会社ダイレクト・ショップ様のエニィタイムフィットネス店舗での取り組みをご紹介していただいてます。


フードドライブとは家庭で余っている食品を学校や職場などに持ち寄り、食べ物を必要とする団体や施設に寄付をする活動のことです。

 

日本ではまだフードドライブ (Food Drive) という用語が浸透しておりませんが、欧米では企業や学校のCSR活動やSDGsの一環として、一般的に行われている活動です。 


フードドライブ = あまった食べ物を寄付する運動 (Drive は運動という意味)


日本においても多くの自治体がフードドライブを実施しており、役所内に食品回収拠点を設け、困窮者支援団体に届ける活動を行っています。


最近では嵐山こども食堂においても、企業や学校、自治会等からフードドライブで集めていただいた食品を寄付していただき、お困りのご家庭に配布する事で、食品を有効活用させていただいております。


明日の食べ物にも困る厳しいご家庭が増えつつある中、まとまった量の食品や食材、生活必需品をご寄付いただく事は大変有難いです。


フードドライブに関連する SDGs目標


最近では企業や学校にSDGs の概念が浸透し、フードドライブも3つのゴールに関係する手段として注目されています。


2・飢餓をゼロに

飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する


12・つくる責任 つかう責任

持続可能な生産消費形態を確保する → 食品ロスを削減し、必要な人に届ける


13・気候変動に具体的な対策を

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる →未利用食品の廃棄にかかる温室効果ガスや水資源を減らす


嵐山こども食堂は2023年11月の開催で8周年目を迎え次の9周年に向けてスタートしています。


京都で1番最初に始まったこども食堂と言われていますが、ことフードドライブ活動に関してはどうしようもない壁に遮られることもしばしばです。


例えば生理用品。


新型コロナ禍では「生理の貧困対策」として行政が実施しておられ、女性に大好評だった生理用品の無償配布は、予算規模がほぼ消滅して無くなってしまい、目にすることが無くなっています。


例えば大人用紙おむつに汚れ防止ベッドシート・尿漏れパッド。


嵐山こども食堂では、提携企業様より御寄付戴いた、下の写真のたくさんの大人用紙おむつ・尿取りパッドを、ご自身や身内に必要とされる方にお配りさせていただております。


提携企業様には各種サイズ・メーカーの品を取り揃えていただいてます。


大人用の紙パンツを使用しておられるご家庭では、尿漏れパッド、汚れ防止ベッドシートと併せて月額1万円以上の費用が掛かるお家が多い様です。


そしてヘルパーさんやお医者さん、外部の方が出入りされるお家では、大人用紙おむつと併せて消臭スプレーを使われるご家庭も多く、1本2,000円くらいする専用の消臭スプレーを使用されています。


大人用紙おむつにはパンツタイプとテープタイプの両方があります。


パンツタイプはご自身で着用できる方向けで、テープタイプは寝たきりの方向けです。


介護施設に入所されたり、デイケア施設に通所されておられる高齢者の方は、施設指定の大人用紙おむつの使用が設定されています。


嵐山こども食堂の開催会場には、以前から募集を掛けさせていただいたご予約分と当日分を多めに並べています。


実際に利用者の方々の「大人用の紙オムツが買えない」「紙おむつが高くて外出も控えている」「こども用の紙おむつがあれば」という声に応じて、各種紙オムツの取り扱いをフードパントリーで開始しました。


お渡しした皆さんはとても喜んでおられました。


上記の品は一例ですが、提携企業様や協賛会社様にも御協力を依頼させていただきながら、個人様から戴いた多種多様な品物も併せてフル活用させていただくことが理想形です。


そして嵐山こども食堂では活動するにあたり利用者の方々の声を良く聞くようにしています。


単に自分たちが集められるものを集めて配るのが利用者の方々にとって有益であるとは思いません。


自分だったら賞味期限ギリギリのレトルト食品を沢山渡されてもすべて消費しきれないですしね。


なので支援者中心ではなく利用者の方々中心を心がけてお配りしています。


嵐山こども食堂のフードドライブ活動実施「食品・食材・お野菜・生活必需品のご寄付のお願い」


京都市内や京都府下、または近隣の個人、企業、学校、自治会等の方で、フードロス削減や困窮者支援にご関心がおありの方は、是非フードドライブを実施していただき、食品のご提供にご協力いただけますようお願い致します。


フードドライブを実施するとなると、周囲への周知や理解を求める説明と、食品の運搬や保管場所等必要になります。


1・食品を集める期間を数日間決めて事前に告知


2・食品収集と保管


嵐山こども食堂では実際のフードドライブの手順や、京都市内の生活困窮者の現状、寄付していただいた食品がどのように生活困窮者支援に役立つのか、詳しく説明させていただきます。


集めていただいた食品は受け取りに伺います。


そして右京区内で月2、3回実施される食品・食材・生活必需品のフードパントリー活動(お米5キロと食材の無償配布)でお困りの方にお配りさせていただきます。


これからも皆様の御協力の程、宜しくお願い致します。


アフリカの諺です。


「早く行きたければ一人で行け 遠くに行きたければみんなで行け」


社会課題への取り組みや改善、活動などは到底一人で出来るものではありません。


嵐山こども食堂では、これからも地域の皆さんやお手伝いの方々、御支援いただく個人様や御援助いただく企業様と一緒に協働で嵐山こども食堂を創り上げながら、自分達の住み易い地域と暮らし易い街創りに向かって活動し続けたいと考えています。


嵐山こども食堂連絡先

〒616ー8317

京都市右京区嵯峨野神ノ木町10番地7

嵐山こども食堂事務局

電話番号075-873-3707

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