第５３回嵐山こども食堂開催

令和２年３月１５日（日）第５３回目の嵐山こども食堂を開催致しました。この日の天気予報は雨模様でしたが、準備開始時点では曇り。このまま持ってくれればなぁと思いながらも打ち合わせからスタート。

そして開催当日を迎える迄に日頃大勢のご支援ご支持いただいている方々より、心の籠った品をたくさん戴きました。匿名の方のご依頼によりたくさんの３月のお菓子が届きました。雛祭りをお祝いする金平糖です。このお菓子は子供達大好きなんですよね。

たくさん届いたので他のこども食堂さんにもお裾分けします。

女の子には雛あられがたくさん入ってます。

小中学生くらいならかなり喜んで貰えた様子ですが、予想外に高校生達にも大人気でした（笑）

そしてたくさんの国産こしひかりのお米も戴きました。

今回もそうですが、嵐山こども食堂ではご来店の皆様にお腹いっぱい食べていただきたいとの想いからご飯系の献立を意識して増やしています。お米を戴けると本当に助かります。ご飯の量や入れ加減をお聞きしてから配膳やお持ち帰り弁当にさせていただいてますが、出来立て熱々のご飯はやはり小さい子達からお年寄りの方達まで皆さん「美味しい！」と凄く喜ばれます。

そして嵯峨広沢の地元農家「にじいろ畑」様より無農薬のオーガニック野菜をたくさん戴きました。

幼稚園繋がりもあって以前から分けて戴いてましたが、野菜の端境期に一生懸命育てておられます。こうして直接農家様の野菜作りやお米、お肉や卵を作られてる方の話を聴くと、メニューや一品に込める気持ちも随分変わります。

下の写真の戴いた九条ネギはおうどんに、コカブはお揚げの炊いたんに、小松菜はベーコンと炒めて、サニーレタスは唐揚げに添えて、お手伝いのベテラン主婦の方に腕を奮っていただきました。

そしてこちらはKAGOME様よりたくさんジュースが届きました。お持ち帰り用に配らせていただきました。

こちらは高級なお菓子です。

温かいお手紙が添えてありました。

「うがい、手洗いをしっかりと。みんなでがんばりましょう。笑顔でどうぞお召しあがりください。お手伝いの皆様、大変な時ですが、皆が笑顔になれますよう　お願い致します」

心のこもったメッセージ、ありがとうございます。

大切に使わせていただきます。

こちらはたくさんのお米と本、絵本です。子供達に大人気の絵本や本で、小学校でも「貸し出し中」でなかなか手に入らないとの事です。有難いです。

下のこちらは毎回子供達に大人気のお菓子です。

バランス良く置いてるつもりですが、毎回争奪戦が（笑）ありがとうございます。

そしてスポーツドリンクも大量に戴きました。

そして今回、嵐山こども食堂を知っていただいた方より、一升炊き炊飯器を贈答戴きました。「私は母子家庭で育ち、子ども食堂のようなところがあれば、母も私も助かっただろうなぁと思いました。つきましてできることがあればと思い、まだ一升炊きの炊飯器が必要だったらと思い連絡させていただきました。」嵐山こども食堂では、常々お手伝いの皆で「各地域でこども食堂の活動を続けていけば、子供達を大人が見捨てない温かい地域、困った家庭も一緒に子育て出来る地域なんだと、これから成長していく子達が感じてくれる」と話し合っています。大切に使わせていただきます。

当日のメニューは「国産若鶏の中華風唐揚げ・有機小松菜ベーコン炒め・有機コカブとお揚げの炊いたん・きんぴらごぼう・小うどん」です。高校生達とベテラン主婦の方達で、仕込みや準備からスタートしていきます。コロナウイルス対策も兼ねて、手洗いと以前戴いた大量のアルコールスプレーや除菌アルコールシートもフル活用し、お客様にも手指の除菌協力をお願いしつつ全員マスク着用で扉は全開です。除菌アルコールシートは以前業務用の物を大量に差し入れてくださった方がおられましたので本当に助かりました。お持ち帰り用の弁当詰め合わせも作ります。